つれづれなるままに〜格差社会〜H17・04・03

先日、NHKの特集番組で「所得格差」についての大型討論番組を見ました。時の人「堀江社長」

も生出演していただけに多くの方が恐らく、見たんではないでしょうか?

成果主義・規制緩和・フリーター問題etcなど、かなりおもしろい内容が多く思わず番組に引き込

まれてみてしまいました。

フリーター問題では平均年収100万円近辺のフリーターが現時点で全国に400万人以上存在して

おり、そのうえ20代後半〜30代前半が一番人口がおりいままでの社会的問題が潜在化していた

段階から現在ではいろいろな問題が表面化しつつある段階までになっているとのことでした。

(しかし、反面、年収2000万円以上の高所得者層は拡大しているということでした。)

30歳を迎えても、職歴がなく、就職すらできず将来への見通しがつかない状態であったり・・・・・

貧困の恒久化(所得が低い両親の子は同じく所得が低い→またその子も所得が低い)も顕著

になってきていたり・・・

成果主義賃金体系は、成果主義の見直しはするものの成果主義的賃金形態はますます重要に

なっていくと・・・・・弊害を乗り越えて・・・・・

また、規制緩和では仙台市のタクシー総台数が規制緩和で短時間に30%以上増えてしまい、タ

クシー運転手が貧困層といえるほどに所得が激減したと・・・・・1ヶ月にわずか2日しか公休がと

れないほど労働しても・・・・・・

Mr.Kは番組を見て思います、良い悪いは別にしてこの「所得格差」は多くの人が感じると思いま

すがやはり、ますます今後、加速度的にすすむと思います。

資本主義経済である以上しかたがないことなのでしょう。しかし、チャンスを掴めば一気にビッグ

になれる、又は、高給がもらえるという時代でもあります。

結論的に私は今後の所得格差時代の日本社会において根本的かつ重要な問題は社会の

セーフティーネットであると思います。

といいますのは、結果の平等を主張してもナンセンスである事はもういうまでもない段階にきてい

ると既に多くの方が思っていると思います。

ポイントは機会の平等をいかに名目・お題目だけではなく実質的に担保していくかにあると思い

ます。

そのために私は(貧困の恒久化を断ち切る意味においても)奨学金制度の大拡充・公立教育費

用の大幅低減・教育訓練費用の大拡充が最低限必要かな〜と思いました。まだ、他にも機会の

平等のためにはいろいろあるとは思いますが。

そして最後にフリーター問題のセーフティネットは、「労働基準法の徹底」につきます。番組内で

ホリエモンも指摘していましたが、企業の法違反を是正すればフリーターの低所得はある程度

是正されると思います。(同一労働同一賃金・割り増し賃金・最賃法等)

(ホリエモンはLDは社会保険をけちったり、労基法を破るような「ケチな会社」にだけはLDをし

たくなかったと言っておりました。この点は大変立派です!)

この件に関しては日本企業はとかく会計監査(税務検査)には大変に神経質ですが労働社会保

険・労基法などにはそれほどではありません。

私はそこで会計監査同様な「労働労務監査」を提言したいとも思います。どういうものかといい

ますと、各企業の労務監査を公認会計士に対して公認労働監査士のような者がが行い、その

企業がどれだけ労働法令を遵守しているかを1年に1度公表しなければいけないと法律で企業

に義務付けするものです。

公表されるとなれば企業も真剣にならざるをえなくなりますからね!

このように、機会の平等がきちんと担保された結果の所得格差であればこれはしょうがないこと

でしょう。


 


[HOME]