つれづれなるままに〜IT銘柄〜H17/07/10

ITバブル期は前述しましたように、私は大変に冷めた目でIT企業を眺めていましたが、現在の

IT企業は投資に値すると基本的に考えています。

もちろん、中にはITバブル期同様に株価がオーバーシュートしてしまっているIT銘柄も現在いく

ぶんあると思われますが。

ITバブル期と現在で根本的に変わったのは、IT企業の企業業績も変わりましたが、それ以上に

投資家』そのものが当時と比較して変わったのではないかと私は思います

ITバブル期当時、片田舎の親父でPCやITの事などまったく何も知らないような人ですら、ドット

コム
企業(この表現はもう古いかな^^;)であれば

事業内容をほとんど理解できなくても大金をどんどん投資していました。

当時、新人証券マンであった私はベテラン証券マン(キーボートすら打てない^^;ましてIT企業の

事業内容など理解不能の親父証券マン)がまった

く投資先企業の事業内容がわからないだろうに、さも得意げに

○○さん、この企業は○○だから、もうかりまっせ〜〜」とほんとメチャクチャで適当な説明

をしていたことを今でも覚えています。

投資家も投資家で、雰囲気で儲かりそうだから買う、そして儲かる、そして再び訳もわからず買う

とういう・・・・・・・

まさにそれは『バブル』でした。

赤字IT企業ですらとんでもない価格・・・ほんとべらぼーな価格まで買われ、その買われる理由

が将来価値という『眉唾』もののロジックで説明されていました。

ご存知のように、バブルは必ずいつか崩壊するものです、これは歴史が証明しています。

(チューリップ球根バブル、東インド会社バブル、土地バブルetc)

ITバブル崩壊の皮肉は世の中のインターネットの普及の速さによって、アッという間に訪れてし

まったと思います。

情報の伝達スピードが、昔のように遅ければ、逆にあれほど『アッ』という間にはじけることはな

かったのでしょう。

それも、日本の場合、米国株価を横睨みしながらの投資家が多かったので(この部分は今もそ

うですが^^;)その崩壊スピードは、それこそ、つるべ落とし的でした。日本のIT企業の評価・業

績なんて、米国ナスダック・米国ダウ株価の下落からすれば、ゴミみたいな感じでした。

(ご存知のようにこのITバブル崩壊直前に、ぎりぎり上場をして勝ち逃げをかましたのは、楽天や

ライブドア
など今のIT勝ち組企業と呼ばれている企業ですが・・・・・)

現在の投資家は良くも悪くも、又は皮肉的にも、ITバブル後、当時以上にIT(ブロードバンド)が

普及したおかげで株式投資のほとんどがネット証券経由であるため、徹底した自己責任原則を

求められています。

つまり、投資するにあたり、デイトレのようなケースは原則、別にして(ただ、デイトレであっても企

業内容・業績を無視できないのではないかと私は思いますが^^;)割高か割安かの判断をまた

は、それ以上に投資に値するかしないかの判断を己のみが行うということなのです。

現在は、投資家が真に投資家たる投資環境=徹底した自己責任原則になり、そうなると、IT

企業も投資家から赤字では許されない、つまり、将来価値というものより、現在価値に重きをお

かれるようになり、投資家に”せかされる”状況に変わったと思います。それが証拠に、今まで

は予想収益に基づいて株価形成がされた部分が強かったと思いますが、現在は発表された収

益に基づいて株価がアッという間に修正されるようになってきたと思います。それだけ、投資家

もIT企業の収益動向をつかみきれないということだともいえると思います。

投資家が変わる事により、IT企業にも企業自覚がおおいに生まれ必死な収益追求が行われる

ようになったのです。
(株主重視)

(過去のITバブル期は経営者は投資家を少しみくびっていたように感じました。打ちでの小槌程

度に考えていた部分が多分にあったと・・・・・)

株主重視の集大成が【M&A】でしょう。買収により、一気に売上高・利益をかさ上げし、結果、

投資家に大きく報いようとするわけです。

(楽天やライブドアはITバブル崩壊直前にかけこみ上場しただけに、その後のM&A路線で急拡

大しましたよね、投資家の要求を肌身で感じずにはいられなかったでしょうね・・・・・上場と同時

に株価下落で投資家からの突き上げは凄かったでしょうから・・・・・)

さて、過去と比較して、上記のような、現状にあるとき、IT企業は私は投資に値する思うわけで

す。もちろん、前述しましたが、訳もわからず投資する1部大衆は一定量、いつの時代もいるもの

で、IT企業全銘柄が投資に値するということはまずありえません。

また、最後にMr.KはIPOに限っては、現在かなりバブル的要素が強くなっているのではないかと

現時点で感じています。












 

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