つれづれなるままに〜将来への保険 H18/4〜

日本のファンダメンタルが大変に強くなったと勘違いしそうなほど株式市場が活況です。日経平均はドンドン上がり

書店では株式本が溢れ帰り大学生・主婦なども株式投資に一生懸命・・・

長期金利も2%台をつけ(18年4月18日)ますますもって、日本の復活を印象付けます。ほんの数年前まで、金融不安

金融恐慌一歩前までいった国とは、とても思えないような状況・・・。

億ションが売れまくり、高級品がバンバン売れ・・・企業業績も絶好調・・・ITベンチャーで若い成功者がドンドン生まれ・・・

しかし、少し振り返ってみると、モラルハザードなどおかまいなしに、国債を刷って刷ってすりまくり、銀行の実質国有化

からはじまり、公共投資の名の下の”ばら撒き”政策などなど・・・・・この国は、景気回復を錦の御旗にせっせ

とお金を国債を刷りまくりました。

景気回復しなければおかしな位、財政出動をしてしまっているのです、今現在。加えて以前からの、建設国債などの

名目で発行した実質の赤字国債などの累計も加えて、ご存知のように莫大な借金を抱えているのは周知の事実ですね。

私は、これから少し先を考えると、危惧することばかり浮かんできてしまいます。心配性なのかもしれませんが^^;

まず、近い将来必ず来る、景気後退期において、日本は現在の財政水準を維持できるのであろうかという素朴な疑問。

800兆円以上あるといわれる国の借金、隠れ債務までいれると1000兆円を越える状況・・・国債の利払いだけで

予算のかなりの部分を占めている・・・・・このような状況で、次に来る景気後退期において、財政出動はまずできないで

あろうと思います。

それどころか40数兆円ある一般会計も、税収が景気後退でまず上がらなくなり、今のような予算は組めなくなるでしょう。

つまるところは、公共サービスの切捨てになるでしょう。

次に、これも本当によくいわれますが、少子高齢化のはての社会保障制度の破綻(医療・年金)も危惧されていますね。

毎年1兆円以上増えている医療費・・・・・国民皆年金など既に破綻している年金制度・・・・・

小泉政権は「改革」を唱え続けていますが、社会保障制度の「実質」は加速度的に悪くなって

いる
ように思えてなりません。

次に、教育問題も大きな問題でしょう。次世代を支える若者への教育がままならず、学級崩壊・いじめ・盗み・殺人etc

毎日のように事件がない日がないような国です。日本を無責任な国にした大人の子供ですので、しょうがないのでしょう

か?しかし、教育はすべての根幹です。

ここがしっかりしないと、将来への展望はますます暗いものとなるのは自明の理。

こういろいろ考えていくと、私は、この先の近い将来の日本という国に関して、正直、アジアのなかでも、ゆっくり

2流国家に転落していくのではないだろうかと本気で考えてしまいます。

日本人は、「勤勉である」「資本の蓄積がある」「技術がある」いろいろ反論材料も多々あるでしょうが、私は責任・規律

を放棄した国家、国家への責任を自覚しない国民が多数の国はやはり衰退していくものと歴史

から推察します。

株式投資が活況なのは、あくまで民間企業の自助努力のたまもの、日本国が変わったわけではないと・・・次にくる景気

後退期・・・本当にこのまま財政を立て直せずに迎えると、いままで以上に厳しい不景気がくることでしょう。

やはり、円資産だけで資産を保有せず、一部を”外国資産”に移しておくことが将来への保険と思います。

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